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2024-03

ワイドショー番組の意義

本件でワイドショーを時々観るが。

大切なこととして、山上容疑者が何故このようなことに及んだのか、そのへんを出演者も視聴者も自分なりに解釈し、今後、同様なことが起きないようにするための事を考えるところのあると思う。

しかし、山上容疑者を単純に軽蔑するような、特別な人間であるかのような視点や発言が多いと感じる。「私には理解できない」と誰かが言う。しかし、本当に理解できないだろうか。重要なのは、どこまで山上容疑者の立場になって想像できるどうかだと思う。

奇異な殺人事件は時々ある。が、そうしたものをひっくるめて考えるような発言には閉口する。意義のあることを生むどころか、奇異なものをますます奇異なものとして、硬い殻で覆ってしまうような感じだ。

誰かが「殺人者を理解できる」と言った時、「おまえは、理解できるのか。殺人者を擁護するのか」って周囲から非難されるとしたら、一体何のために番組をやっているのかと思う。むしろ「何故理解できるのだ。知りたい」となるべきである。 何故なら、そういうことが事件の原因に近づくことになるからだ。

人間誰しも善悪を持つ。そして、悪人はある日突然悪人になるわけではない。社会の、本人の歴史が悪と結びつく。他人事ではないのである。

あるワイドショーであるコメンテーターが山上容疑者を「幼稚」と表現した。 このことをきっかけに日頃感じていたことを書いた。

今の番組では、犯罪を抑止するどころか、犯罪を増長しかねない。何故ならば、犯罪のエネルギーを薄めるのではく、どこかに凝縮するようだからだ。 悩める人の投げどころのない悩みを、番組は社会的により跳ね除けているだけに過ぎないと思うからである。
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