2017-10

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市民派?

選挙が近くなると候補者に関する記事が新聞等に出る。
例えばある都市の市長選挙。
「○○候補は市民派だ」と記事にうたわれている。無所属であり、その候補を推薦する政党として自称市民派の政党がある。

しかし、よくよく考えてみると何かおかしい。市民自分達の首長を選択するのに市民派もへったくれもないだろう。市民派とはどういう派のことなのか。

このように聞けばいろいろと説明してくれる人はいるだろうし、そういう人の姿が具体的に思い浮かぶ。しかし、思い浮かんだそういう人達に本当に市民感覚があるのかどうかは、はなはだ疑問である。

「市民」「市民感覚」とは個人の権利を重んじ、そのための「公共」を自らが自覚し整理することに努める者のことだと私は思う。「公共」の整理は市民同士の協力のもとになりたっている。このような協力の環境を整備することが「市民派」には最も重要な責務であると私は考える。

「市民派です」と自称しながらいざ権力を握ると「俺たちが正しい」とばかりに何の反省もせずに進む政党や議員。「市民」「市民派」という言葉に惑わされないよう選挙では注意が必要なのである。

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