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2023-04

固定概念

「定年退職した夫みたい」とある人がある件で言った。

日本の女性がこういうことを発しているのによく遭遇する。直接的にも何かの雑誌等でも。

「定年退職した妻みたい」とは日本ではならないだろう。

「定年退職した夫みたい」
こういうことばが女性から発せられるうちは日本に男女平等参画社会などなしえないだろう。自分を不平等だと言っている女性自身が男性の状況を肯定し、そのうえでその男性を否定しているからだ。
「定年」というものを肯定し、そこに生きる男性の生き様を否定しているという意味だ。


本来「定年」は自分で決めるものである。自由とはそういうことである。

世界でも定年のあるところ、ないところ様々だ。だから、日本は日本で考えれば良いことなのであるが、「定年」ありきではいつまでたっても社会は良い方向に進んでいかないかもしれない。

もちろん理想と現実はある。しかし、理想を追求しないところに進歩する現実などない。

オーストラリア、イギリス、アメリカには定年はないようだ。アメリカでは履歴書に年齢に関する記載をするところがないそうだ。自由を確保するということはそういうことなのだ。日本はアメリカではない。が、何をどう決めるにせよ、その土台は日本のアイデンティティとして明確にされるべきであろう。でなければ、国として弱体かするだけである。

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